待たせたな！
五時までゲームに夢中のあた坊です。
 


突然ですが皆さん、最近運動はしてますか？


ゲームが大好きなゲーマーの皆さんの中には、ゲームはできても運動はなかなか…という方も多いのではないのでしょうか。


運動しなくちゃなぁ、と嘆いている。
 
そんなあなたには、


もう「肉弾」しかありません！！


 

2010年に当時のSCE（現SIE）から発売された、PS3向けPS Move専用のゲームです。


無法地帯のギャングたちと、熾烈な生き残りを賭けた、なんでもありの殴り合い。

プレイヤーは２本のPS Moveを駆使して、実際に画面の前で腕を振り回し、リングの上で戦うのです！

本気でスポーツ！いい汗かける！！

コントローラのボタンを押すんじゃないんです。

実際に自分の腕を伸ばして、振りまくるんです。


↑左アッパーからの渾身の右ストレート！

敵の動きに合わせて、ガードしたり、頭を動かして相手のパンチをかわしたり、パンチの種類を変えてみたり...

ゲームがわかってくると、工夫次第でいろいろな動きをしながら戦える楽しさを味わえます。

強い相手を倒した時の達成感は半端じゃないですよ！（ガッツポーズも飛び出る！？）


本気で腕を振りまくるので、

ものすごい疲れます！

腕パンパンで筋肉痛になります！！

結構運動はする方の自分でもそうなるので、かなりきついのは確かかと思います。


ですが、ものすごい汗をかいてものすごい疲れるので、

・ダイエットになる！！（本当にいいみたいです）

・腕や肩回りの筋肉がつく！！

間違いないと思います（確信）


こんなテレビゲーム、なかなかないでしょうね笑

敷居が高い

このゲーム、すっごく面白いんです。

なんですが、（PS Move自体も含め）なんでこんなに知名度が低いのか。

それは間違いなく、「そもそも遊ぶための敷居が高い」からです...


↑PS Eye（左上）、PS Moveコントローラ２本、ソフト本体

このゲームを遊ぶためには、ソフトとPS3本体、デュアルショック3（純正コントローラ）のほかに、最低でも、

・PS Eye（カメラ）　１つ

・PS Moveコントローラ　２本

が必要なんです。
（PS Moveコントローラ１本とデュアルショック3でも遊ぶことはできるんですが、絶対にPS Moveコントローラ２本のほうが楽しめます）

2017年現在では価格がだいぶ下がってきてはいますが、それでも敷居が高いのは否めません。

（※PS VRでもPS Moveコントローラは使用するため、新しいモデルが販売されています。性能に差は無いのですが、接続端子がPS4コントローラ向けに変更されていますので、その点だけご注意ください）


さらに、それらを全部揃えたとしても、まだ敷居が高い（苦笑）
以下の問題点が結構大きかったりします。

・PS Moveのソフトを遊ぶには、ある程度広い空間が必要

・カメラの設置場所や向きの調整が難しく、反応にイライラするときがある


Wiiのリモコンに比べると、かなり細かい動きまで感知できるPS Moveですが、肉弾は慣れないうちはなかなか難しく、

「腕をこんだけ伸ばしてるのになんで当たんないんだよ！」

なんてイライラしてばかりでした。

でもコツを掴んでくれば、必要最低限の力と体力で思うように敵を倒せるようになるはずなので、続けてみるのも大事ですね。

ストーリー性は皆無

シングルプレイはキャンペーンのようなモードがあり、順番に敵と戦っていって、各ステージの最後には強いボスと戦います。

面白いストーリーは全く期待できません。アクション自体が面白いので、特に不満も感じませんでした。

シンプルなのは逆に評価できますね。


キャラクターは自分で好きな外見に作ることができ、服装やアクセサリー等は敵を倒していくと解放されていく仕組みになっていますが、どうやってもかっこいいキャラにならないのが残念です（苦笑）


↑洋ゲー特有の、カッコいい顔が無い件

その他に、ミット打ちやサンドバッグ等ミニゲーム的な練習もいくつかあり、それをすることでキャラクターのパンチ力やスタミナ等様々な能力を高めていくことができます。

キャラクターとプレイヤー自身の両方の能力が上がるというのは面白いですね。

結論

唯一無二の魅力がある反面、敷居が高い。それに尽きます。


「体を本気で動かすって、こんなに気持ちよかったっけ！？」

なんて感じで、大事なことを思い出させてくれる、かもしれません。

それがこのゲームの大いなる魅力ですね。


下手なダイエット食品や器具を買うより絶対いい！！（本気）


公式ホームページ